住めば都 在オランダ25年 オランダ式楽しい暮らし                                                                            English     Dutch     Japanese



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オランダの2月

オランダでスケート競技といえばスピードスケートのことです。
フィギュアスケートのことはまったくと言っていいほど話題になりません。そのかわりスピードスケートは冬の花形スポーツです。オランダ選手権、ヨーロッパ選手権、世界選手権、各種別、オールラウンドなどいろいろな大会ありそのほとんどは生中継されます。オリンピックを除いてそのほとんどは週末にあるのでたくさんの人がテレビで観戦します。
そして、屋外の運河や水路が凍結し、スケートができるようになると観戦するよりも、自分でスケートを始めます。小さな子供は親に手を引かれスケートを習い始めます。昔は椅子に摑まり、転ばないよう滑る練習をしたそうです。また、子供は、そりの上に座ってパパやママに引っ張ってもらい冬の屋外でのひと時を楽しみます。
私は、今までにオランダ人でスケートをしたことがないという人にはあったことがありません。私がこちらに来て初めて迎えた冬はとても寒く、冬の間中、駅の前の池が凍っていました。
日本人の私は、氷が張った池などは歩いてはだめというのが常識だったので、池の上を歩こうと誘う主人に、それはできないといって不思議がられました。ですから、池の氷の上を一緒に歩いた記憶はありません。日本人には、別段おかしなことではありませんが、オランダ人にはちょっと変わっているという感じでしょうか。
オランダは低地で干拓地が多く、運河がめぐらされているので冬になるとそこが凍ります。
そして、運河でのスケートがレジャーとなるわけです。このごろはスケートを人口リンクに習いに行く人も増えています。
昔はスケート選手というと11都市スケートマラソン「エルフステーデントホト」で有名な、フリースランド州出身が多かったのですが、現在では、オランダのどこからでも出身者は出ています。とにかくスケートの普及率が高さ故の現象と思います。
現在、オランダでは正式にオランダ気象庁が寒波が来てとても厳しい日々になるということを先週発表しました。
そこで、フリースランド州のエルフステーデントホト協会ではこの寒さで開催が可能であるかないかと協議中です。オランダ中、先週末からそのニュースで持ちきりです。この協会に登録している人が11の町を回る200kmのツアーに参加できる権利があるのです。協会員は20000人で、それだけの人が自然の氷でスケートするわけなので途中で氷が溶け出しては困るわけです。最小限15cmの厚さの氷がなくては無理なそうです。ところによっては50cmもあるそうですが、街中であったり運河に木が生い茂ったところではまだクリテリアを満たしていないようです。木曜日からは気温は上がってくるということなのでどうなるのでしょうか。
オランダ人全員がエルフステーデントホトを今年こそと首を長くして待っています。
      
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